サイドのガラスなどにウロコ状に付いた水垢の原因のひとつに低品質のコート剤が何層にも重なる事が考えられます。
(実際に経験した結果)
水道水、洗車場等の井戸水にはカルシウム、マグネシウム、鉄分等ミネラル分が多く含まれていますので、洗車後の水分を拭き取らないと蒸発後その成分が凝縮固着し、その部分に段差すなわち引っ掛かりができて、更にその部分に水滴が残りまた乾き、凝縮固着を繰り返すごとにボディが乾いた状態でも確認できる水垢(イオンデポジット・スケール)が成型されガラスのウロコになります。
では、雨の成分(高濃度の酸性雨はめったに降りません、さらに言うと最近のトレンドはボディの水垢除去に強い酸性クリーナです。※ガラス面に付くと短時間でガラス表面を侵します。)はどうかと言うと洗車後等の砂ぼこり、花粉等の乗っていないキレイなボディに雨が降って乾いても目立つような頑固な水垢は付きません。
分かりやすい例を挙げると、お風呂場の鏡はウロコだらけなのに対して、2階のベランダ等の窓ガラスは雨降って乾いてを何年繰り返しても、年末の大掃除でガラスクリーナ等で拭き取るだけで頑固な水垢など固着せずキレイに透き通っているように。
※家の掃除で窓ガラスに水道水かけてその後ふき取りをしないと一発でウロコだらけです。
実際に水の不純物を測る測定器で水道水と雨水を測定すると不純物濃度PPMの値は雨水のほうが低いです。雨水はある意味蒸留水に近いのかもしれません。
結論、車のボディを含め『雨上がりにシミが付く・酸性雨対策』など散見しますが、雨成分自体で深刻なウォータースポットやデポジットは当社の曝露テスト用黒色パネルでも見当たりません。